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グルテンフリー醤油

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グルテンフリー醤油を知っているか?毎日の調味料から変える

グルテンフリー醤油とは一体何?

最近耳にするダイエットにグルテンフリーというものがあります。グルテンフリーと言えば小麦を食事から排除することです。小麦と言えばパンやうどん、お好み焼きたこ焼きと考えますが、実は醤油の原料にも小麦が使われています。

日本人が醤油を全く使わないというのは難しいことだと思います。実際に醤油は小麦をアレルギー反応すら出ないくらいに細かく分解してしまっているのですが、それでも気になる人のためにさまざまなメーカーから発売されています。

海鮮料理に最適グルテンフリー醤油

どの醤油よりもテイスト的にあうのか解説

お刺身やお寿司に醤油は欠かせません。お塩でいただくという通な食材もありますが、とりあえず醤油!と言いたくなるほど海鮮料理には醤油が使われます。なので、グルテンフリー醤油は海鮮料理にもってこいです。グルテンフリー醤油は小麦アレルギーやグルテンフリーダイエットをしている人には朗報と言える商品です。普段使っている醤油とどう味が違うのかと言うと、実際に食べている人はあまり変わらないと言います。

醤油の原料である小麦が使われていないので、主成分である大豆の味を楽しむことが出来ます。なので、生魚の本来の味をじっくり楽しむことが出来ます。お寿司屋さんでたまり醤油を使っているところがありますが、やはりこれは素材本来の良さを引き出すためだそうです。たまり醤油は大豆を主原料としたs表湯のことで、その中でも確実にまったく小麦を使っていないものがグルテンフリー醤油と言われます。なので、グルテンフリー醤油は海鮮料理との相性が良いのです。

グルテンフリー醤油はやっぱり薄口?

薄口と濃口の種類があるのか解説

普通の醤油に薄口、濃口があるように、グルテンフリー醤油にも薄口、濃口があります。普段使われている醤油は濃口醤油です。薄口しょうゆは料理好きでなければ使わないかと思います。薄口と濃口はどう違うのかというと、まずは見た目に色の濃さが違います。そして塩分濃度が違っていて、見た目とは逆に薄口が高く、濃口が低いです。これは、製造工程が違うから起こることです。薄口醤油は濃口醤油の製造過程の発酵時に、塩を使い発酵を調整するため、完成すると塩分濃度が高くなるのです。

グルテンフリー醤油はたまり醤油なので少々薄口に近いかと思います。基本的には濃口醤油は普通の醤油のことをさしますので、グルテンフリー醤油の濃口は普通のたまり醤油ということになります。グルテンフリー醤油には薄口もあります。こちらは発売されている種類は多くないので、近くのスーパーでは見つけられないかもしれません。もしも近くのスーパーで見つけられずに困っている人がいれば、通販サイトを探してみてください。グルテンフリー醤油の薄口があれば、煮物などの料理が素材の色や風味を生かしたまま作れます。

グルテンフリー醤油の材料

どんな素材でできているか

醤油の原料は、大豆と塩に小麦です。大豆と同じだけの小麦を使いもろみを作ります。これを発酵させると微生物がもろみを分解、熟成させて醤油を作ります。しかし、グルテンフリー醤油には小麦が使われていないため、他の材料が使われています。米醤油やキビ醤油、粟醤油がこれに当たります。最近だとキアヌ醤油もあります。また、たまり醤油は大豆を主成分とする醤油ですが、少量の小麦を使っていることがあります。原材料表示に記されていない場合は使用されていないので、グルテンフリーとして使用できます。
味噌の上澄みを熟成させて醤油とすることもあります。現在最も多く流通している味噌は米味噌です。これは大豆に米麹を入れて発酵させたものなので、小麦は使われておりません。良く家庭で使用されているめんつゆには醤油が使用されているため、グルテンフリー生活をしている人は気を付けましょう。しかし、グルテンフリーの醤油があれば自分でめんつゆは簡単に手作りできます。他にも、ポン酢も醤油が使われているので注意が必要です。

浸けすぎ注意グルテンフリー醤油

使いすぎては効果が発揮できないのか解説

何事も適度な量を守るのが大切です。グルテンフリーの醤油にテンションが上がって食べすぎるのはあまり良くないです。グルテンフリーな生活をしている理由によってつけすぎに対する考え方が変わってきます。もしもダイエットのためならばもちろん塩分も控えたほうが良いのでグルテンフリーだからとあまり多く使用しないほうが良いでしょう。しかし、グルテンアレルギーやそのほかの症状の発症が理由の場合はグルテンフリー醤油は気にせず使用しても良いでしょう。
もともと醤油は製造過程で、グルテンがグルテンでいられないほどの分解を進めます。なので、小麦アレルギーに限っては普通の醤油でも問題はない人が多いと言われています。しかし自己免疫疾患だとしたら、普通の醤油では症状が出てしまいます。だから、しっかりグルテンフリーの醤油を使うことが大切です。症状的にはこちらもグルテンフリー醤油をたくさん使っても何も問題はないですが、やはり塩分は気になるのでほどほどにしましょう。

スーパーで買えるの?グルテンフリー醤油

どこに行けば仕入れる事ができるのか解説

スーパーで醤油売り場に行くと、たくさんの種類のものがあってどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。必ずではないですが、最近はその中の一つか二つくらいは小麦を使わない醤油があると思います。大き目のスーパーにはだいたいが置いてありますが、もしもなかったらオーガニック食材専門店には置いてある確率が高いです。あとは、健康食品売り場やアレルゲン除去商品コーナーにも置いてあることがあります。
もしも近所のスーパーで見つけられない場合はやはりネット通販が便利です。種類も多数あるので、自分に合ったグルテンフリー醤油がきっと見つかります。また、小麦だけじゃなく大豆も除去したいと考えている人は米醤油やソラ豆醤油などまったく別のものから作ったものもありますので、探してみてください。多少味は薄いかもしれませんが、煮詰めるなどして自分でアレンジすると良いです。

食べ過ぎ注意グルテンフリー醤油

美味しさのあまり食べ過ぎてしまわない方法を解説

もしも、グルテンフリーを始めるきっかけがダイエットだったならば、グルテンフリーだからと油断して過剰摂取しないように気を付けなければなりません。例えばグルテンフリーケーキは小麦の代わりにおからや米粉などを使うのですが、これがグルテン入りと同じくらいおいしいので、食べすぎてしますこともあります。しかし。カロリーが全くないわけじゃないので、グルテンフリーという目標は達成できても、ダイエットという目的は達成できなくなります。
そうならないためにも、しっかりと強い意志をもって食べ物向き合うことが大切です。グルテンフリーだから、じゃなく、ダイエットのために、と心を入れ替えて食べるとドカ食いを防げます。グルテンには中毒性があり、食べると余計に食べたくなります。満腹のはずなのにまだ食べたいと思うのはこのせいです。しかし、グルテンフリーだと血糖値の上昇も緩やかになり、中毒性もないので自然とドカ食いを防ぐことが出来ます。

グルテンフリー醤油の謎に迫る

そもそもグルテンフリー醤油の定義とは何か解説

グルテンフリー醤油は小麦を使っていない醤油ですが、なぜ一般的な醤油と違って小麦を使わなくても作れるのかというと、他の酵母で発酵させているからです。米酵母や豆酵母が多いです。酵母があれば発酵して熟成させることができるので、醤油になるというわけです。グルテンフリーの定義は小麦を使っていないことなので、他は何を原料にしていてもグルテンフリーにはなります。

グルテンフリー醤油でおすすめなのが米醤油です。日本人の体に米は合っているものなので、アレルゲンに持っている人も少ないですし、何よりお米の甘さが引き立ちとてもおいしいです。

やはり普通の醤油ほどの濃さはありませんが、塩を足して味を調整したり、煮詰めて色を濃くしたりと、自分で工夫することでより普通の醤油に近づけることができます。

これによって、ものたりないと思う気持ちが晴れると思います。

グルテンフリー醤油は美味しいのか?

味の保証もされているのか解説

普通は原料に使われているはずの小麦を使わないものがおいしいのか…と不安になりますが、心配しなくて大丈夫です。しっかりと醤油の味がして、つけるだけじゃなく、料理にも活用できます。何より、それでおいしくなくなるならば、メーカーも発売できないですから、本当に安心して購入して良いです。しかし、やはり味は千差万別なので、人によっては薄く感じることもあるようです。そのような時は多めに使い調整します。
大豆以外のグルテンフリー醤油は、少々あっさり味の醤油になるようです。米醤油、キビ醤油、粟醤油が良くネットで見かける大豆以外のグルテンフリー醤油ですが、これらは大豆に比べてにおいのある食べ物です。なので、香りに敏感な人はいつもと違う香りがする醤油と思うかもしれません。ですが、煮物に使っても問題なく味付けできますし、お刺身にも問題なく使用できます。何より、大豆というアレルゲンがないのが大豆アレルギーの人には救いです。

まとめ

今まで醤油の減量なんて気にしていなかったけど、何かをきっかけにグルテンフリー生活を始めることになった人は、醤油もグルテンフリーに変えるべきものであるということに驚くかもしれません。醤油の原料は大豆、小麦、塩しかないのに味に問題は出ないか気になるかもしれません。小麦を使わなくても大豆はしっかり発酵して分解され熟成されますし、米・キビ・粟も発酵させて分解すると熟成してちゃんとした醤油になります。

なので、安心してグルテンフリー醤油を使ってください。かけたり。料理に入れたり、なんでも大丈夫です。食べ物だけじゃなく調味料にも目を向けることで、しっかりとグルテンフリーな生活を完成させることができます。まだ日本ではあまり浸透していませんが、グルテンフリーダイエットはとても効果的なものです。これからはじめようと思っている人は、まずは調味料から見直してみるのもいいかもしれません。

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