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実はスーパーフード。はちみつの効果について解説

はちみつって?

はちみつはどういう食物で、なぜ人気なのか

はちみつと聞くと蜂が集めた花の蜜、というイメージが強いです。しかし、実際にはその蜜を蜂の巣の中で蜂が加工したもののことをいいます。どうやって加工するかというと、蜂は蜜の水分を蒸発させるために薄く延ばして羽で風を送り、乾燥させます。この薄く延ばす作業の時に蜂の唾液の酵素が蜜を熟成させ、水分が蒸発することによって糖度が上がり、あの甘くておいしいはちみつが出来上がるのです。

はちみつの人気の理由は、甘いのに砂糖よりもカロリーが低く、天然のものなので体にもいいというところです。美容と健康のために飲み物に入れたり、料理に使ったり、そのまま飲んだりしている人は多いです。はちみつには疲労回復や抗炎症効果がありますので、薬のように使う人もいます。

はちみつってどう体にいいの?

はちみつが含むたくさんの栄養素

はちみつが体にいいのは効いたことがあるけれど、具体的にはどのように体にいいのかわからない人も多いかと思います。風邪をひいたときにのど飴に蜂蜜が使われているのを見たことがある人は、のどの痛みに良いんだと気づきます。このように生活の中にも意外とはちみつは使われています。

それはたくさんの栄養素が含まれ、のどの痛みを和らげる抗炎症作用の他に、疲労回復や整腸作用があるからです。抗炎症作用はたくさんの酵素が殺菌効果を発揮して、患部を荒らしている菌を退治します。また、疲労回復作用には酵素で細かく分解された糖分が体に吸収されやすいため、即エネルギーになって疲労回復を促します。整腸作用は、はちみつの糖分が餌となり、グルコン酸がビフィズス菌が増やすため、腸内環境が整い、腸が正常に働くようになる手助けをします。

含まれている栄養素

はちみつに含まれている栄養素の概要と詳細

これらの効果を作り出すはちみつの主な栄養素はグルコースオキシダーゼという酵素と、ブドウ糖、グルコン酸です。これらは上で述べたように、それぞれ抗炎症作用、疲労回復、整腸作用に効果があります。

グルコースオキシダーゼ

これは酵素の一つです。酵素というと食べ物を発酵させるというイメージですが、このグルコースオキシダーゼは、水分と結合してオキシドールと同じ成分になります。オキシドールと言えば消毒液です。なので、殺菌作用が炎症を起こしている患部の雑菌を死滅させて、悪化するのを防いで炎症を沈めます。

ブドウ糖

ブドウ糖は受験生の徹夜のお伴にすすめられるほど吸収が早く、エネルギーになりやすいものです。ですので、はちみつを食べた後もすぐに体内に吸収されてエネルギーになるため、疲労回復効果に繋がります。

グルコン酸

ブドウ糖の生成時に同時にできる有機酸の一つです、聞きなれず、どんなものなのかわからないかもしれませんが、主な作用は腸まで生きて届き、腸内環境を整えるために必要なビフィズス菌などを増やすことです。グルコン酸は胃酸に耐えられる数少ない有機酸なのでとても貴重です。

ダイエット効果があるって本当?

はちみつのダイエットへの利点。なぜこのような効果があるの

はちみつにはダイエット効果もあります。甘いのでダイエットには不向きなのでは?と思われるかもしれませんが、実は100g当たりのカロリーは白い砂糖よりも100kcalも少ないです。おやつ作りには、より甘くて健康にも良いはちみつを使った方がダイエット効果は高いです。他にも3つのダイエット効果があるのでご紹介いたします。

ビタミンBが代謝を良くして脂肪燃焼を促進

ビタミンBは代謝を促進する効果を持っています。はちみつにはそのビタミンBが豊富なので、はちみつをなめるだけで代謝が上がり、脂肪を燃焼させると言われています。夜寝る前にはちみつをスプーン1杯分を食べると、寝ている間に脂肪燃焼してくれるというお手軽ダイエットもあります。

はちみつを砂糖の代わりに使ってカロリーを抑える

はちみつはあんなに甘いのにカロリーは砂糖より低いです、なので、お菓子作りや料理の際にはちみつを使うことで、カロリーが抑えられます。これのもっといい点は、甘さを我慢しないでもダイエットできるということです。カロリーが少ないからと普段より甘くすると意味がなくなるので、普段と同じくらいの甘さにするのがポイントです。

豊富な栄養素で体の中からきれいに

体内がキレイになると、おのずとダイエットしやすい体になります。必要な栄養素が十分摂取されていると、体が足りない栄養素を欲する時に起こる過食を抑えることができます。はちみつにはビタミン、ミネラルが多いので、これだけで必要な栄養素を補うことができます。

正しい食べ方は?

はちみつの効果を得ようと思うと正しく食べる方法がある

はちみつの効果をより多く得るためには注意したい点があります。まずは、はちみつに含まれる酵素は40度以上になると壊れてしまうので、温度に気を付けます。あとは、1歳未満の幼児ははちみつに含まれるボツリヌス菌が悪さをするため絶対に与えないでください。この2つのことを守れば大丈夫です。その上で、より効果的な食べ方をご紹介します。

レモンを漬けでクエン酸との相乗効果 

レモンのはちみつ漬けがスポーツに良いというのは有名な話です。スポーツ選手の中には、試合の合間に食べる人もいます。これは、はちみつの疲労回復効果にくわえてさらに、レモンに含まれるクエン酸がより疲労回復効果を強くするためです。疲労回復目的ではちみつを使う場合は、レモンのはちみつ漬けがおすすめです。

スムージーやヨーグルトと食べるのがオススメ

スムージーに混ぜるというのは、スムージーの材料である果物や野菜の栄養素も同時に取れるため、美容効果はあがります。組み合わせによっては、吸収率を上げることもできます。

また、ヨーグルトに混ぜるというのは、乳酸菌と同時に取れるので、整腸効果の相乗が期待できます。寝る前にはちみつヨーグルトを食べると、ダイエットにも健康にも良いです。

食べる時間帯は?

はちみつは食べる時間によって効果が変わりません。しかし、寝る前はちみつダイエットは寝ている間の代謝促進が目的なので寝る前に食べますが、いつ食べてもはちみつの効果は同じです。例えば、朝はちみつを食べたなら、朝のけだるさを克服できますし、昼ならば午後の活力になります。夕方に食べたなら、疲れたなぁと思っていた感じがなくなるでしょう。このように、食べるタイミングによってその後に特に感じる効果は変化しますが、いつ食べても大丈夫です。

はちみつの種類

はちみつにもいくつか種類がある

最近、健康に良いはちみつと言えばマヌカハニーと思われがちですが、実はその他にもたくさんの種類のはちみつがあります。蜂が蜜を集めに行く花の種類によってはちみつの種類が変わります。蓮華の花から蜜を集めればレンゲハニーになりますし、マヌカの花から集めればマヌカハニーになります。

そうなると、原産地が限られる花や生息数の少ない花の蜜は自然と少なくなりますので、はちみつとしての価値も上がります。そんな中最近注目を集めるマヌカハニーはニュージーランドにしか咲いていないマヌカ乃花から採取されるので蜜なので、値段も高く希少価値も高くなっているのです。

マヌカハニーよりホワイトハニーがオススメ

最近、話題になり始めたのがホワイトハニーです。これはハワイにしか咲かない花からとれたはちみつで、とても希少価値が高いです。その上効能もかなり高いはちみつになっています。

マヌカハニーは普通のはちみつよりも抗菌作用が強く、体にも良いのでサプリメント代わりに1日スプーン1杯分を摂るといいと言われていました。しかし、ハワイ原産のホワイトハニーはそのマヌカハニーを超える殺菌作用、栄養素を持ち合わせています。もちろん、同じく摂取するなら効果が高いほうが良いので、ホワイトハニーをおすすめします。

口コミ

SNSやブログで実際にはちみつを試している人の感想や口コミを引用してください。

はちみつ愛用者の声をご紹介します。

蜂蜜を毎日いただいておりますが、お陰様で体調は良く元気を維持できています。

私見ですが、恐らく毎日喫食しているアカシア蜂蜜のおかげではないかと思い感謝しながらこれからも続けて行きたいと思っています。

年中欠かした事がありません。

年齢のわりに若く見られるのは、この蜂蜜のおかげだと感じています。

http://www.3838.com/honey/item/12003/review/

まとめ

はちみつは蜂の集めた蜜ではなく、蜂の巣で作られたものであり、集めた花の種類によってはちみつを区別することができます。

花の種類によっても違いは出てきますが、ほとんどの場合、美容健康ダイエット効果があります、これはビタミンBが基礎代謝を上げてくれるからです。

また、はちみつは蜂の酵素でとても小さく分解されているので、体内に入ってもすぐに吸収され、エナルギーになります。

食べてすぐにエネルギーになるということは、疲労回復につながります。そして、殺菌作用が高く、喉の痛みにはスプーン一杯のはちみつが薬代わりになります。

このようにはちみつは万能ですが、健康によさそうと1歳未満の幼児に与えてしまうと、ボツリヌス菌が命にかかわる重大な影響を与えることがあるのでそれだけは気を付けましょう。

毎日、たったスプーン1杯の量を食べるようにするだけで、見る見るうちに健康になれます。はちみつの効果を知って、もっと健康になりましょう。

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