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チアシード食べ方

ベジタリアン

知っていないと損する、チアシードの美味しく正しい食べ方

凍らしたら効果は弱まるのか?

チアシードを冷凍するとどうなるのか、気になり調べたけれど結果が出なかった…という人もいると思います。

基本的に種子は冷凍保存できるので、家庭菜園を楽しむ人の中には余った種子を冷凍保存して翌年に使う、という人もいます。

しかし、ただ冷凍するだけじゃなく、湿気でダメになるので、乾燥材を入れて密閉して冷凍保存します。

解凍時にも、すぐに開封すると湿気が入ってしまうので、しっかり解凍ができてから開封するという注意点があります。これを守ると冷凍しても種子は発芽します。

このことからチアシードを冷凍保存することは可能です。

しかし、チアはメキシコなど暑い地域の植物なので、低温には弱いです。

家庭の冷凍庫のようにゆっくり冷凍させたのなら、もしかしたら栄養素が壊れてしますかもしれないので、風通しの良い涼しいところでの保存が良いでしょう。

また、ジェルにしてからの冷凍保存も、グルコマンナンが冷凍に向かないのと同様に、解凍後にジェルに戻らない可能性が高いためおすすめしません。

どんな食べ物に入れたら効果を発揮するの?

チアシードは水で戻すのが一般的ですが、上級者はジュースで戻してアレンジして飲むことで飽きが来ず美味しく続けられます。

方法は簡単で、水同様10倍の量のジュースに12時間つけておくだけです。

ダイエット中は糖分が気になりますので、100%ジュースがおすすめです。ジュースに含まれるビタミンも一緒に取れるのでより効果的です。

レモネードなどの味の濃いものに入れて戻して、それを紅茶などの無糖のドリンクで割るというのもアレンジの幅が広がります。

戻した味付きのチアシードをヨーグルトにかけて朝食代わりにするとダイエットにはとてもおすすめです。

カロリーが抑えられ、満腹感がある上に、ヨーグルトの乳酸菌による調整効果も期待できます。

便秘で悩んでいる人には、チアシードの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌がWで作用してくれます。

快便になるとダイエットもスムーズに進むはずです。

1日に必要なチアシードの量とは?

チアシードは、体に良い栄養素がとてもたくさん含まれるために、ローカロリーフードではありません。

原産地ではチアシードと水さえあれば生きていけるというれるほどのスーパーフードなので、当たり前ですね。

チアシードのカロリーは10gで50カロリーなので、一日の摂取量はこのくらいにおさめるのが良いです。

10gというと、乾燥状態で大さじ1です。チアシードは10倍の水分で戻すと良いので、チアシード大さじ1:水分大さじ10です。

つまり150mlです。これを飲むので、実際はジェル状にして150ml飲んでいる感覚です。

チアシードは万能の栄養素を含んでいますが、たくさん摂ればいいというわけではありません。

食物繊維が豊富に含まれているので、過剰摂取は便秘の元になります。また、必須アミノ酸が体内に増えすぎると血栓ができたり、アレルギーが出たりします。そうならないためにも、乾燥状態で1日大さじ1までの摂取量を守りましょう。

飲み物、食べ物どちらで摂取がいい?

チアシードは食べ物?飲み物?と思う人もいると思います。スムージーなど飲み物に入れることも出来るし、サラダなど食べ物に混ぜることもできます。

あのプチプチは噛んでもいいのか気になる所です。好みの問題でもありますが、それによって変わることはあります。

噛むと種子の表面が壊れるので、栄養が吸収されやすいです、しかし、同時にカロリー摂取量も飲む時より上がってしまいます。

チアシードはスーパーフードなのでカロリーは低くはありません。ダイエットのためならば飲み込むことをおすすめします。

噛まずに飲んだ時は、グルコマンナンであるジェルがそのままお腹に入るので、消化に時間がかかります。

つまりそれだけ腹持ちが良くなります。こちらの点でもダイエット目的でチアシードを使用している人は噛まずに飲んだ方が良いと言えるかもしれませんね。

噛んだ時には飲む時よりもチアシードの味がしますので、味が苦手な人は噛まないほうが良いでしょう。

朝?夜?1番いい摂取方法は?

どうせならより効果を感じたいですので、チアシードはどの時間帯に食べるのが最も効果的なのか気になりますよね。チアシードの飲む時間と検索しても、朝の置き換えに使ったり、昼間の間食にしたり、夜寝る前に飲んだりと様々で迷ってしまいます。なので、食べる時間帯によって変わる効果を紹介いたします。

まず、朝食代わりにすると、午前中のカロリーの消費が大きい時間帯に外からのカロリーが少ない状態で過ごしますので、体内の脂肪を燃焼してエネルギーにします。次に、昼間に間食として摂取すると、今まで間食としていたお菓子などのカロリーに比べてチアシードのカロリーが低い場合は摂取カロリーが減ります。最後に、夜寝る前に摂取すると、お肌と腸のゴールデンタイムにチアシードの栄養素が届くので、美肌効果と腸内環境を整える効果を期待できます。

このように、時間帯によって期待できる効果が変わるので、自分の生活リズムや求める効果によって摂取する時間帯を変えることをおすすめします。

1日の摂取量を1回で使用したら駄目?

チアシードの1日の摂取量である乾燥状態で大さじ1の上限量を、1回で摂取することは何ら問題はありません。しかし、複数回に分けたほうが腹持ちがより良くなるので、ダイエットのためには3回に分けて、毎食前の摂取がおすすめです。

最近はコンビニでもチアシード入りドリンクが手に入りますので、手軽に始めたい人にはおすすめです。しかし、自分で作った方がコスパがいいので手作りして飲みたいという人は、朝か夜にまとめて1日分摂取できた方が便利です。毎日だいたい時間を決めて摂取すると良いです、夜寝る前に1日分を一回で摂取して、次の日の寝起きで1日分を摂取となると、少し時間の間隔が狭くなり、お腹に排出されていないチアシードが残っているかもしれず、過剰摂取となり便秘などの症状を引き起こすことも考えられるので、気を付けましょう。

まとめ

このようにチアシードは様々な食べ方があり、それにより効果が変わってきます。しっかり10倍量の水で戻して、お好きな飲み物や食べ物に混ぜて摂取します。

この時に、カロリーの高いものに混ぜると、チアシード自体のカロリーと相まってダイエット効果が薄れてしまうので気を付けます。

混ぜるものは何でも良いですが、相乗効果を発揮するヨーグルトが特におすすめです。ヨーグルトの中の乳酸菌がチアシードとともに腸内環境を整えます。

1日の摂取量の上限は乾燥状態で大さじ1とし、それを1日のうちに複数回に分けても、1回で摂っても大丈夫です。時間帯も自分の続けやすい時間が良くて、朝昼晩どの時間帯でもチアシードの効果は発揮できます。

手軽に始められて、コスパも良いので続けやすいスーパーフードの代表であるチアシードはどの年代の人にもおすすめです。

-ベジタリアン